kawajiroのブログ

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ドラマ版深夜食堂2 15話 「缶詰」 食堂にいたあの娘は幽霊?

漫画でも有名だがTVドラマでも有名な「深夜食堂」劇場版も過去に観たし、どの話も心に沁みる内容が多く、そこで出されるマスターの素朴な大衆料理がメチャクチャ美味そうに見えて、見た後すぐに食べたくなってしまう力がある。

 

今回は「君が吐いた白い息が~」というしんみりするような「思ひで」というテーマソングからスタートするTVドラマの15話「缶詰」を観たので感想を書いてみたい。

 

大学のサークルで映画を撮っている元気と勇気は、撮影場所の木の下で缶詰が積まれているのを発見して持って帰ってしまう。そのパイナップルの缶詰でマスターに何か作れと無茶振り(~_~;)

さすがのマスターも困った様子で出されたのは「パイナップル入りの酢豚」!

確かにスイーツ系以外の食事として食べる料理はこれしかないよな~と思ったらこれにも文句タラタラの2人(文句があるなら、もっと料理がしやすい缶詰を持ってこいと言いたくなるのをグッとこらえるマスター。あんたやっぱり渋かっこいいよ(≧◇≦))

 

そこに現れた謎のピンクのワンピの女性、菊乃に一目惚れしたのか、二人は映画に女優として出演してくれとオファー。承諾を得るが、当日現場に菊乃は現れず。

2人が深夜食堂で飯を食べていると、ストーリーテラー風のおっさんが映画を撮影した場所は昔大学教授と女子大学生が不倫をして、その結果教授が女子大学生を殺害して死体を埋めた後一家心中した心霊スポットだと情報提供。その殺された女子大学生はピンクのワンピを着ていたというお約束設定・・・(*´Д`)

これで「菊乃は幽霊だったんだ、マジ怖え~~。祟られないように缶詰返しとこう」とこんな感じの事を言ってた。お前ら、缶詰返したくらいで大丈夫なわけないだろ。日本の2大悪霊である「貞子」と「伽椰子」の粘着性を知らないのか?(笑)

 

実際は菊乃は幽霊でなかったものの、教授と不倫しているという同じような状況で自殺を図ろうとしたができず、旅に出る前にめしやに現れそこでマスターが「ツナマヨ丼」を作ってくれる。

その後菊乃は被災地のボランティア活動などを通して、これまでの自分の行いを振り返る描写があった。どのような事を思ったのかは分からないが、そこで自分も含めて命の尊さに気付いたのかもしれない。

帰ってきた菊乃にマスターが自然に「おかえり」と言いながら、静かにビールを注いでくれるのがまた渋かっこいい~。自分もマスターにこんなシチュエーションでビールを注いでもらいたいwww

 

缶詰ってそのまま食べてもいいけど、ちょっと一工夫するとおいしい料理になる物が多く、このツナマヨ丼も簡単だが、やってみるとメチャクチャおいしい。好みでニンニクや生姜などアレンジもしやすい。

 

自分がつまみによくやるのはサバ缶(水煮でも味付きでもなんでもいい)から汁を適当に捨てて、オリーブオイルをサバが浸かるくらい入れる。そこににんにくや唐辛子を入れてオーブントースターなどで3分程度過熱すると「缶詰アヒージョ」ができる。

これ簡単で絶品つまみなので一度試してもらえると嬉しいです(*^▽^*)