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天才中学生棋士「藤井聡太」 朝日杯優勝、一気に六段へ昇格って凄すぎない!?

世間では今ほとんど平壌オリンピックにばかり注目が集まって、あまり目立っていないかもしれないが将棋界でもとんでもないことが起きている!!それは

藤井聡太が羽生竜王に準決勝で勝利し、決勝でも勝って朝日杯優勝!六段へ昇格

 

である。なんだか将棋に興味がない人達からは「へぇ~それで?」なんて声が聞こえてきそうなので、どれ程すごい事なのかちょっと説明したい。

 

藤井聡太と言えば中学生にして、去年将棋界の連勝記録を更新し「29連勝」の金字塔を打ち立て、将棋に詳しくない人でも知っているような「時の人」となりグッズが飛ぶように売れた

 

そんな中こちらも誰でも知っている有名人が羽生善治

この人の凄さはいまさら説明はいらないと思うが一応。将棋界にはビッグタイトルマッチが7つある。よく「〇〇戦」というのがあると思うがそれである。それぞれ「竜王」「名人」「王位」「王座」「棋王」「王将」「棋聖」の7つ。このタイトルマッチの優勝者にはその肩書を名乗ることが許される。田中さんが名人戦を優勝すると「田中名人」と名乗って良い事になる。

 

この肩書きがつけば普通の仕事以外に、メディアでの仕事等これまでよりも多くの仕事が良い報酬で受けられるようになるので、一気に待遇も良くなることは間違いない。年収300万円のヒラサラリーマンが一気に年収1000万円越えの社長になったような状態だ。

 

このビッグタイトルを獲るのは多くのプロの中でもほんの一握りの人間に過ぎず、一つのタイトルを1回獲るだけでも歴史に名が刻まれるほどの事態なのである。

そんなタイトルをこの羽生さんは25歳の時に7つ全部独占する史上初の「七冠」に輝いた。そして先日「永世七冠」を達成し、国民栄誉賞を受賞したのは記憶に新しいだろう。

この「永世〇〇」だが簡単に言えば長期間、もしくは複数回そのタイトルを保有したことで与えられる「殿堂入りしましたよ」という肩書きである。

 

もうお分かりだと思うが、1回獲るだけでもすごいタイトルの殿堂入り等トッププロの中でもできるのはさらにほんの一握りだ。ましてやそれを全部のタイトルでやるなんて、もう凄すぎて言葉では表現できない(゜-゜)

 

そんなすごい将棋界のレジェンドにまだ義務教育中の天才最年少中学生棋士で、最近連勝記録を塗り替えたばかりの藤井聡太が公式戦初対戦というものだから、普段全く将棋などメディアに取り上げられないのに大注目の一戦となった。

将棋界史上最強の棋士 対 最年少天才棋

これが面白ろくないわけない。ちなみに非公式とはいえ二人の対戦成績は1勝1敗なのだから、どちらか勝つか予想するだけでも楽しくなる。

 

自分の予想としては正直まだこの大舞台で羽生さんに勝つのは無理かな~(だってまだ中学生だし(*´▽`*))なんて思っていたが、結果は藤井君の勝利!!

マジでーーー!!!( ゚Д゚)

 

まあでもさすがに決勝はね・・・羽生さんとの戦いで出し切っちゃたぽいから幾ら何でも無理でしょう・・・とか思っていたら

藤井聡太 広瀬八段に勝利し朝日杯優

勝!!

 

・・・藤井君? 君本当に中学生? 実は中に名人が入っているとか、ヒカルの碁みたいに幽霊が差し手を教えてくれるシステムになっているとか、そういうのでははないのかね?(´゚д゚`)

 

と変な大人の邪推をしてしまう程の衝撃だった。

 

加えて藤井君は2月に中学生で初の5段昇格という偉業を達成したにも関わらず、今回の優勝で6段に昇格。このタイミングでの6段昇格はあの「ヒフミン」をも抜いて史上最速の昇格というオマケつき。(オマケが凄すぎる(´゚д゚`))5段でいたのがわずか2週間足らずというのだからほぼ飛び級状態である。

 

天才少年棋士藤井聡太、彼なら羽生善治しかできなかった「七冠独占」やひょっとしたら「永世七冠」の偉業を達成する2人の人間になるかもしれない。今後の活躍に注目したい。

 

※どうでもよい事だが藤井君は来月卒業式なんだと思う。一体どれだけの数の女子生徒が彼の第2ボタンを欲しがるのか? 間違いなくとんでもない競争率になるだろう(うらやましいーーー。自分は誰も欲しいと言ってこなかったぞ(T_T)/~~~)